週の半ばの週報なので、短めを心がけます。
今日の内容は、「株式会社C-driven的・書き方のテクニック」みたいなものです。ざっくり言うとこんな感じです。

  • コンテンツ制作(特に文章を書く)にあたっての大切なのは、指針を持つこと
  • 指針を作るときは、できるだけ手書きで。なぜなら文字の様子で書くべきテーマに対する理解度が客観視できるから
  • お作法にこだわりすぎないことで良い結果となることもある

では、ここからが本編です。
文章を書くのに慣れないという方や、書けるけど「時間がかかる」というコンテンツマーケティングご担当者さまのご参考になればと思います。

手書き資料の良さとは?

さて、コンテンツマーケティングに不可欠な「コンテンツ」。
文章はもちろん、ダウンロードしてご覧いただくeBookやら、動画など、様々なカタチがあります。
弊社は文章が多いのですが、後者2種についてもお手伝いする機会があります。
(動画については、協力会社様と一緒に行うのですが、ね)

で、それぞれ制作するにあたって、弊社からお出しする制作物の“最初のカタチ”は、ほぼすべてが手書きです。これはお客さまにお出しすることはほとんどないものですが、コンテンツ制作にあたっての「指針」となる大切なもの。原稿があがるまでに、何度も見直す場合もあります。

なぜわざわざ手書きするか、というと

  1. 大まかな流れを自分自身で再認識したいから
  2. ちゃんとしていない文字だから、アラを見付けやすい

この2つの利点のためです。

前者はまあだいたい予想できると思います。
後者については、文字の揺れや修正線の多さなどで「自分がこれから書く内容のどこが理解が十分でないか」を改めて自覚するためです。

大学時代、「パソコンでキレイに出力した文字は、キレイに整っているからそれだけで正しいように見える。手書きだと、誤字脱字や曖昧なところに目がいきやすい」と仰る教授がいました。その感覚は的を得ていると思い、それ以来の習慣となっています。
(実際に、自分が理解できていなかったりどう構成するか迷う部分の字と、自信のある部分の字は勢いが違うものです。「ホンマか?」と思われる方は、ぜひ試してみてください)

こうしたステップを経て、理解できていない部分をクリアにすることで、文章は書きやすく、さらには読みやすくなります。

しかし、いざ、書き始めたら書き始めたでハードルを感じることがあります。
文章を書く際のお作法である「起承転結」や「三段論法」ってヤツです。それを意識するだけで、原稿執筆が難しく感じる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そういうときは、こだわり過ぎないこと、いっそ忘れてしまうことです。
小学校の作文の時間あたりに学んだ「はじめ・中・終わり」くらいの大枠で考えた方が上手くいったりします。

以前、お客さまに原稿作成のレクチャーをさせていただいたことがあるのですが、その時に前述の諸々をご紹介したところ、「文章が書きやすくなった」と仰っていただいたので、参考にしていただける方は多いのではないかと思います。

「いや、それでも苦手なのよ」という方には、大判の付箋を使った構成の仕方をオススメしたいと思います。これは、原稿中に盛り込みたいもの、盛り込むべきものを思いつくままに付箋に書き記し、ご自身で「違和感がない順番」に並べていくというやり方です。

箇条書きであれば、前後に接続詞や補足説明の文章を加えていけば原稿になっていきますし、キーワードだけならそれらを繋げる言葉を足していくことで構成になっていきます。

このほか、句読点は1文に2つまでにする、など「苦手でも文章が書けるようになるテクニック」はいくつかあります。機会があれば小出しにご紹介していきたいと考えていますので、その際はぜひよろしくお願いいたします。

とはいえ…「慣れるまで、上達するまで時間ないよ!」「今すぐ、コンテンツが必要なの。しかも、わりとたくさん」というご担当者さまもいらっしゃるかと思います。

そんな時は、ぜひ私ども株式会社C-drivenにお声がけ下さい。
コンテンツマーケティングに資するコンテンツを、ご希望の納期に合わせてお出しできるように、まずはお打ち合わから始めましょう!

ということで、今日はこの辺で。ありがとうございました。

書くことが苦痛…でも逃げちゃダメだ!というアナタへ
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